沖縄野鳥
沖縄野鳥

ウズラシギ

ずんぐりとした体型のウロコ模様が綺麗なシギ

ウズラシギは、その名の通りずんぐりとした体型がとてもかわいらしいシギ。
旅鳥として全国の水田やハス田などに飛来し、沖縄でも春と秋の渡りの時期に見ることができます。少数が越冬するともいわれています。
沖縄では、沿岸部でも姿を見ることができます。近年は飛来数が減少傾向にあるそうです。

珊瑚礁の浅瀬で餌を探すウズラシギ - 2025.04.26 海岸(沖縄県糸満市)
珊瑚礁の浅瀬で餌を探すウズラシギ - 2025.04.26 海岸(沖縄県糸満市)

ウズラシギは単独か数羽で行動していることが多く、また他のシギたちと一緒に群れていることもしばしば見られます。

夏は赤みが強くなる

ウズラシギのくちばしは先端がやや下に曲がっているのが特徴で、微妙にカーブしています。
また夏羽は、体の赤みが強くなり、羽のウロコ模様もくっきりと際立つようになります。

普段はずんぐりとしていますが、背筋を伸ばし時はなかなかスマート - 2025.04.26 海岸(沖縄県糸満市)
普段はずんぐりとしていますが、背筋を伸ばし時はなかなかスマート - 2025.04.26 海岸(沖縄県糸満市)

参考

  • 植村慎吾「決定版 見分け方と鳴き声野鳥図鑑350」
チドリ目の仲間